東京都をはじめ7都府県に緊急事態宣言が出される事態となりました。
8月に開催されるフジロックフェスティバル2020は中止になるのでしょうか。7月から開催予定だった東京オリンピックは中止になっている中、開催できるのか心配ですよね。
フジロックが中止や延期になる可能性についてネットの反応をまとめ、その判断がいつ頃されるかを予想してみます。
あわせて万一中止や延期になった場合、チケットの払い戻しはされるのか?、転売チケットはどうなるのかについてまとめています。
フジロック2020は開催か中止、どうなる?
国内外から200組以上のアーティストが参加する日本最大級の野外音楽イベント、フジロック。
2020年の日程は8月21日(金)~8月23日(日)、新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される予定です。
すでにチケット2次先行販売が開始され、アーティストのラインナップが次々と明らかにされていますね。
現時点で中止や延期といった情報はなく、運営側は予定通り開催する方向で進んでいることがうかがえます。
フジロックはコロナで中止?ネットやTwitterでは不安の声
すでに5月6日まで、東京や大阪をはじめとする7都府県に緊急事態宣言が発令されています。
そのうちのひとつである神奈川県は、8月末まで県が主催するイベントを中止することを発表しました。
緊急事態宣言が発令された地域では、都道府県知事がイベントの開催中止の要請も可能になっており、要請がなくても開催中止を決断する動きが増える可能性もありますね。
4月8日には、青森県のねぶた祭りの中止が早々に決定。青森ねぶた祭は東北を代表する夏祭りで、2019年は8月2~7日の期間中に285万人が訪れてました。
フジロックが開催される苗場スキー場は新潟県ですが、その長岡市では戦没者の慰霊や新潟県中越地震の復興などを願う花火大会が毎年行われています。
長岡花火には毎年100万人以上が訪れますが、主催団体からは今年の開催は困難という意見が、多数出ていることが明らかになりました。
中止が決定、検討されているねぶた祭りや長岡花火は、開催期間中の参加・来場者数が100万人を超える非常に大規模なイベントです。
一方、フジロックは2019年、前夜祭からの4日間で13万人が来場しました。桁が一桁違うとはいえ、フジロックも十分大規模なイベントです。
屋外イベントであるため、いわゆる「3密」はそろわないですが、ライブイベントなので「密集」「密接」は避けられないでしょう。
すでに7月から開催予定だった東京オリンピック2020は延期となっています。緊急事態宣言が出た地域から全国に帰省して感染拡大につながるケースもあります。
フジロック2020は全国から10万人以上の人が集まるイベントであり、感染拡大防止のために中止となる可能性もあるといえます。
フジロック2020が開催されるのか、中止または延期といった対応になるのか、どちらかわかりませんが、開催は難しいのでは?と心配してしまいますね。
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フジロック2020中止や延期の判断や発表はいつか予想
フジロック2020が、もし中止や延期となった場合、その判断や発表はいつ頃されるのでしょうか。
現在、多数の音楽フェスやイベントが中止の決定をしていますが、8月ごろに開催されるフェスやイベントで中止や延期決定をしたものはないようです。
最近では4月3日に、千葉で5月4日~6日に開催予定だった「JAPAN JAM2020」の中止が発表されました。
他のフェスやイベントの決定や判断がいつかというと、開催予定日程の約1ヶ月前までに中止や延期の判断をしているようですね。
そうなるとフジロック2020も、開催予定日の約1ヶ月前である7月20日前後までには、万一中止や延期の場合、何らかの判断・発表がありそうです。
フジロック2020チケットの払い戻しは?転売はどうなる?
今後、中止や延期の可能性がありそうなフジロック2020。万一、中止や延期となった場合、チケットの払い戻しはされるのでしょうか。
フジロック2020自体が中止や延期ではなかったとしても、アーティストの出演キャンセルも考えられます。
5月16日、17日に開催予定のMETROCK(メトロック)2020では、海外ミュージシャンの出入国制限の影響から出演キャンセルが出ています。
METROCK出演アーティストのキャンセル時は、チケットの払い戻しの対象外だと明記されています。
フジロックも同様に海外勢の出演キャンセルについては払い戻しされない可能性があります。
では中止、延期となった際に払い戻しされるかを見ていきます。
公式サイトの「チケットの購入方法」ページでは、「各種注意事項をずお読みいただいた上でチケットをご購入下さい」という注意書きがされています。
注意事項は「本フェスティバル注意事項」と「チケット注意事項」の2つが掲載されています。チケット注意事項は以下のとおりです。

注意ポイントは以下の部分です。これを見ると、正規ルートで購入したチケットであれば、万一開催中止になってもチケットを払い戻ししてくれそうですね。
正規の販売窓口以外で購入されたチケットは無効であり、万が一購入された方にトラブルが起きた場合や開催中止等によるチケットの払い戻しに関して、事務局は一切関与致しません。
「フジロック2020公式サイト チケットに関する注意事項」より
一方で、「本フェスティバル注意事項」には払い戻しは一切行わないという記載があります。

チケット購入後の払い戻しは一切行いません。注意事項やルールをご理解の上、チケットをご購入下さい。
「フジロック2020公式サイト 本フェスティバルに関する注意事項」より
ここから明らかなのは、もし中止や延期となっても、正規ルート以外で購入したチケット、つまり転売チケットは払い戻しの対象にならないということですね。
現時点では、フジロック2020の中止や延期の可能性を否定できません。
「チケットに関する注意事項」では正規ルートで購入したチケットであれば、開催中止等の場合に払い戻しに応じるようにみえます。
一方、「フェスティバルに関する注意事項」では「チケット購入後の払い戻しは一切行いません」と記載されています。
正規ルートで購入したチケットであっても払い戻しされないのでは?とネット上でも話題になっています。
中止になった場合、チケットの払い戻しがされるのが一般的でしょう。しかしフジロック2020の現状は、払い戻しがあるかないか、どちらとも取れる状態です。
まだ2次先行販売が開始されたばかりですので、チケットに余裕があると思います。
購入は必ず正規ルートで行い、中止や延期の際の払い戻しについて確認したり、転売チケットを買わないようチェックすることが必要でしょう。
フジロック2020は中止か延期?判断は状況次第?
現時点では、フジロック2020が中止や延期になるといった発表はありません。
他のフェスやイベントの事例から、フジロック2020も開催1ヶ月前には何らかの発表があると予想され、このまま感染拡大傾向ならば正直、中止の可能性が高そうですね。
中止や延期の際に、チケットの払い戻しがあるかどうかについては、転売チケットの場合は払い戻しNGと取れる記載と、一切払い戻しは行わないという記載がありました。
正規ルートで購入することが一番大事ですが、実際に払い戻しがあるか確認したほうがよさそうです。
フェスやイベントが楽しみな人はたくさんいるので、イベントが無事開催されるためには、感染拡大を抑えるため、ひとりひとりの感染予防策が重要といえますね。
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