最近は飲み会はオンラインで!と言われるようになっています。
オンライン飲み会ができるアプリやサービスはたくさんありますが、参加者はURLにアクセスするだけの「Zoom」や「たくのむ」が人気ですね。
簡単にオンライン飲み会できるとして人気なのが「たくのむ」ですが、「たくのむ」は録画できるのでしょうか。
Zoomはビジネスツールだけあって録画機能もありますが、無料だと制限もありますよね。
他にも同じようにURLだけでオンライン飲み会できるサービスとして、「Skype Meet Now」が登場しています。
スカイプの機能の一部の「Meet Now」は無料ながら利用時間制限がなく録画もできるなど、ビジネスツール並の機能があり便利。
「Zoom」と「たくのむ」の機能比較とあわせ、「Zoom」の対抗馬ともいえる「Skype」の新サービス「Meet Now」の機能をご紹介、比較をまとめました。
URLにアクセスするだけのオンライン飲み会ツールを比較
Zoom・たくのむ・Skype Meet Now 無料で使える機能は?
Zoom、たくのむ、SkypeMeetNowの3つのサービス、アプリについて、それぞれ無料でできることを一覧にしました。
この3つのサービス、アプリに共通するのは、参加者は会議や飲み会用のURLにアクセスするだけでOKなところです。URLを作成する人を主催者と定義しています。
Zoom | たくのむ | Skype Meet Now | |
アカウント | 主催者は 必要 | 不要 | 不要 |
アプリ ダウンロード | スマホは 必須 | なし | スマホは 必須 |
対応デバイス | スマホ PC | スマホ PC | スマホ PC |
グループ通話 時間制限 | あり 40分 | なし | なし |
参加人数 | 100人 | 12人 | 50人 |
チャット | あり | あり | あり |
ファイル送信 | 可能 | 不可 | 可能 |
画面共有 | あり | PCのみ | あり |
録画機能 | あり (制限つき) | なし | あり |
主催者の 準備 | アカウント 作成・ ログイン | 数クリックで URL作成 | 1クリックで URL作成 |
パスワード | 設定可 | 設定不可 | 設定不可 |
背景変更など | あり | PCのみ Snap Camera 対応 | PCのみ (ぼかし) Snap Camera 対応 |
オンライン飲み会を録画するならSkype Meet Nowがオススメ
結論からいうと、オンライン飲み会を録画したりスクリーンショットを撮って楽しむならスカイプの新サービス、Meet Nowがおすすめです。
無料で利用時間制限なしに使えて、Skypeアカウントを持っていてもサインインせずに使える自由度の高さが便利ですよ。
誰でも1クリックで録画やスクショでき、全員に録画していることが通知されるので簡単かつ安心。
さらに録画やスクショデータは、即座にSkype会議上で共有されます。
オンライン飲み会の楽しい瞬間、Snap Cameraを利用したおもしろいシーンなどを共有するのにおすすめです。
オンライン飲み会のスクショや録画をとるのはどう?
オンライン飲み会を楽しんでいると、この瞬間をスクリーンショットで保存したい時ってありますよね。
オンライン飲み会自体を録画して、あとから見返したり配信したいという人もいるでしょう。
勝手に録画されたり、スクショを撮られることは普通はイヤな人が多いですよね。
オンライン飲み会のスクリーンショットや録画をする前には、まずメンバーに一言断ってからにするのが、お互いに気持ちよく過ごすためのマナーといえます。
スクショならPCでもスマホでも手軽ですが、録画は簡単にできるのでしょうか。
自分は録画しないという人も、無断で録画されている可能性もあるので、できるかできないかは押さえておくのがオススメです。
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オンライン飲み会サービス「たくのむ」は録画できる?
たくのむの特徴とできることは?
「たくのむ」とは、1010株式会社が提供するオンライン飲み会サービス。
アプリのダウンロードは不要で、URLにアクセスするだけでオンライン飲み会、つまりビデオ通話ができるサービスです。
たくのむは録画できる?録画やスクショしたらバレる?
結論としては、たくのむには、オンライン飲み会の様子や画面を録画する機能はありません。
現時点では録画機能の追加について、検討中であるなどのアナウンスも特にありません。
なお今後、実装予定の機能として、飲み会中に自動で撮影された写真を閲覧できるアルバム機能が予定されています。
たくのむでのオンライン飲み会を録画したい場合は、画面キャプチャツールなど外部ツールが必要になりますね。
外部ツールを使っての録画はバレませんが、スクショや録画開始などの音が出る場合(スマホは特に)だと、バレる可能性はあります。
マイクをミュートすれば音が出るツールだとしてもバレずに使えますが、もちろん悪用厳禁です。
オンライン飲み会の録画はZoom?無料だと制限あり
Zoomの特徴やできることは?
オンライン飲み会などで一番利用されていたり、有名なのは「Zoom」ではないでしょうか。
Zoomは主催者だけはアカウント登録が必要です。仕事でZoomを使っており、プライベートとは分けたいという場合は、ちょっと不便といえます。
背景変更は、ZoomならスマホでもPCでも利用可能なのがいいですね。PCならSnap Cameraも使えます。
一番のデメリットは、無料アカウントでは3人以上の通話が40分に制限されることでしょう。オンライン飲み会が40分の制限付きというのは、ちょっと寂しいですね。
Zoomのセキュリティリスクは?
Googleやアメリカの公共機関、企業や教育機関などでは、Zoomの使用が禁止されています。
しかし、利用者の承諾なしにユーザーデータを外部に送信しているなどのセキュリティリスクについては、最新版を利用することで対応されているようです。
悪意のある第三者が、会議IDやURLにアクセスして行われる「Zoom爆弾」については、Zoomの会議室IDが数字のみであり、ランダムで入力して当たるケースがあることも原因だったそう。
またZoom側が行っているとしてきたエンドツーエンド暗号化が、実際には行われていませんでした。アメリカでは訴訟に発展する可能性もあり、信頼度を下げている要因のひとつといえます。
なおエンドツーエンド暗号化しているのはCisco WebExで、例えばGoogle Meet(Hangout)やMicrosoft Teamsはエンドツーエンド暗号化はされていません。
エンドツーエンド暗号化されていないツールのほうが利便性が高く、一般的ともいえます。エンドツーエンド暗号化されていないからZoomはリスクが高い、というわけではないといえるでしょう。
URLを共有してアクセスするサービス、アプリでは、Zoomに限らずどんなものであっても悪用されないようURLを管理する必要があります。
Zoomだけがセキュリティリスクが高いとは必ずしもいえないでしょう。
逆にビジネスツールとして使用されているからこそ、パスワード設定が可能となっている点は、セキュリティ面で安心できる要素といえます。
Zoomは録画できる?録画やスクショしたら通知でバレる?
Zoomだけで録画できる機能が備わっていますので、録画可能です。しかし参加者が録画したい場合は、主催者に許可をもらう仕組みになっています。
参加者が主催者の許可なしに、Zoomの機能を利用して勝手に録画することはできません。
ビジネス用途で利用する際には主催者が録画可能かコントロールできることが重要になるでしょう。
しかしオンライン飲み会となると主催者だけが録画できる、または録画できる権限を参加者に与えるというのは、かえって手間になるシーンもありそうです。
なお録画やスクリーンショットをしたからといっても、通知や履歴はありませんので、バレることはありません。
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Zoomやたくのむより便利?!無料のSkype Meet Now
Zoomは無料アカウントでは時間制限があり、たくのむは時間制限はないものの録画機能はなく、画面共有もPCのみとなっています。
無料で時間制限なく利用できて録画機能もある、いいとこどりのアプリはないかというと、あるのです。それがSkypeの新サービス、「Skype Meet Now」です。
スカイプの新サービス、Meet Nowの特徴やできることは?
Skype Meet Nowも、URLにアクセスするだけで利用できるビデオ通話サービスです。
Skypeの機能の一部ですが、Skypeアカウントなしでも利用できる上に、アカウントを持っている場合でも、サインインなしで利用できます。
会議URLの生成はスカイプ公式サイトにアクセスし、「無料の会議を作成」をクリックするだけという手軽さで、URLの有効期限はありません。
詳しい使い方はこちらをごらんください。
利用時間制限なし、最大50人通話可能であり、人数こそZoomの方が多いですが、無料なのがうれしいポイント。
チャットやファイル送信など、Skypeでおなじみの機能はそのまま使えます。PCのアプリでは背景をぼかす機能があり、基本機能はスカイプなのでスナップカメラにも対応。
Snap Cameraを使えば、背景加工やアバター加工もできます。
Skypeのサポートには、「Skype同士の音声通話、ビデオ通話、ファイル転送、インスタントメッセージ(IM)の会話はすべて暗号化されています。」と書かれています。
以前はビデオ通話といえばSkypeといっていいほど、知名度抜群のSkype。
Zoomなどと同様にエンドツーエンド暗号化はされていませんが、Microsoft社のサービスとあって安心感がありますね。
会議にパスワードは設定できませんが、「たくのむ」と同じように手軽に使えてビジネスツール並の機能を備えている注目のサービスです。
Skype Meet Nowは録画やスクショできる?通知でバレる?
SkypeMeetNowは、録画・録音機能や画面収録、スクリーンショット機能があります。
それぞれどんな機能なのか、通知などでバレるかどうかを整理します。
Skype Meet Nowは、誰かが録画を始めると、全員に通知されるため、Skype Meet Nowを利用して録画する場合はバレます。
しかし動画データはSkype会議上(チャット画面)に保存され、参加者全員がアクセス・ダウンロード可能です。誰かが勝手に撮影して、独り占めしていたりすることはありません。
スクリーンショット機能も、誰がスクリーンショットを撮影したか、次の瞬間に通知が出るためバレます。
こちらのデータも、Skype会議上(チャット画面)に保存され、参加者全員がアクセス・ダウンロードできます。
画面収録機能は、その名前の通り、画面のみを記録するため、音声は保存されません。こちらは通知は出ず、端末自体に保存されるため、自分用のデータになります。
なお、スマホやPCの機能であるスクショの場合は、効果音がマイクに入らない限りバレません。
Skype Meet Nowは誰でも録画、スクショができ、それを全員がその場で共有できるのが大きな特徴です。
スカイプ会議のチャット画面に、チャットと同じように時系列で保存されるので、時間も一目瞭然。
どんなスクショを撮ったのか、どんな録画なのかということが全員にすぐわかるため、悪用しづらいといえます。良くも悪くもわかりやすく、安心できるサービスですね。
ある意味、公平でオープンといえそうです。気心の知れたメンバーで、ここぞというシーンを撮影すれば、楽しい思い出を皆で共有できるのではないでしょうか。
オンライン飲み会はシーンやメンバーに合わせたアプリで
URLにアクセスする形式で会議や飲み会ができるアプリ、サービス3つを比較、録画できるかどうかという点に注目してみました。
録画、スクリーンショットを共有して楽しめるという点で、SkypeMeetNowがおすすめです。
録画やスクショされたことがすぐわかり、データがスカイプ会議上に保存されるので、チャットを見る感覚でデータを確認することができます。
Zoomはそもそもビジネスツールとして利用されるだけあって、機能面が優れていると評判ですが、無料だと時間制限があるのが難点。
たくのむやSkype Meet Nowは無料で時間制限なく使える、誰もアカウント登録しなくてもOKというのが魅力です。
こうしたURLを共有するだけでいいという利点は、URLをきちんと管理しなければセキュリティリスクに直結するという点では、どれもあまり変わらないでしょう。
オンライン飲み会に限らず、ビデオ通話アプリは、画面キャプチャツールなどの外部ツールを利用して、録画などがされていた場合、対策のしようがありません。
オンライン飲み会では、家だからとハメをはずしすぎないよう気をつけたいですね。
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