Skype Meet Nowでアカウントなしの使い方!会議作成/招待URLは使い回し?

在宅勤務はもちろん、飲み会もオンライン、帰省もオンラインでと言われるようになりました。

そこで必要になるのが、オンライン会議やビデオ通話できるアプリやサービス。

Skypeは「Meet Now」(今すぐ会議)という新機能で、URLにアクセスするだけで通話できるサービスを開始しました。

オンライン飲み会をはじめビデオ通話に便利な「Skype Meet Now(スカイプミートナウ)」の使い方をご紹介します。

URLの作成方法、招待URLの送り方や会議を始める方法、URLの有効期限や使い回しできるのかといった点をまとめています。

この記事のまとめ
  • スカイプの新機能「今すぐ会議」(Meet Now)では、URLにアクセスするだけで通話ができる
  • 無料で時間無制限、機能も豊富
  • URLの作成は公式サイトかSkypeアプリから、1クリックでOK
  • URL作成から共有まで、クリック3回
  • 会議URLは作成するたびに新しいURLが生成、使い回しはなし
  • 会議URLの有効期限はなし
  • Skypeアカウントやアプリがなくても利用可能(条件あり)
  • ゲスト利用もできるが、Skypeアカウントがある方が便利
  • 一度きりの使用でなければSkypeアカウントを事前に作成するのがおすすめ


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Meet Nowとは?Skypeの新機能「今すぐ会議」

ビデオ通話やオンライン会議サービス/アプリとして、知名度の高いMicrosoft社のSkype(スカイプ)。

そのSkype(スカイプ)に2020年4月、新しく追加された機能が「Meet Now(ミートナウ)」です。

Skypeの機能のひとつとして提供されており、Skype公式サイトやアプリでは「今すぐ会議」や「会議」という名前になっています。

Skype Meet Nowの特徴
  • アカウント登録不要
  • 1クリックで会議URLを作成アクセスするだけで利用可能
  • Skypeアカウントにサインインせずに利用できる
  • スマホ、PCどちらでもOK
  • 無料で利用できる
  • 利用時間の制限なし
  • 参加人数は最大50人まで通話可能
  • チャット機能あり
  • 背景のぼかしができ、Snap Camera対応(PCアプリのみ)
  • 録画機能を全員使え、動画やスクショの共有が簡単(Skype会議上に最大30日間保存)
  • 画面共有、ファイル送信機能あり
  • Microsoft社のサービスで安心感


これまでのSkypeと違い、

  • 会議のホストも含め全員、アカウント登録が不要
  • 1クリックで生成されたURLにアクセスするだけ
  • Skypeアカウント所持者も、サインインせずに利用可能
  • Skypeアプリなしで、ブラウザから利用可能(PCのみ、Chromeまたは Edge)

アカウントがなくても利用できるようになっていますが、実際はSkypeアカウントがある方が断然便利です。

以前から知名度の高いSkype(スカイプ)だけあって、画面の操作方法などはわかりやすく、ファイル送信や画面共有などの機能も準備されています。

Skype Meet Now「今すぐ会議」の使い方

Skype Meet Now(スカイプミートナウ)を利用する大まかな手順は、ホストがトークルーム(会議URL)を作成して、そのURLにゲストがアクセスするという流れです。

Skype Meet Now(スカイプミートナウ)を利用する方法は、大きく2つあります。

  • Skype公式サイトからURLを生成
  • Skypeのアプリ(PC、スマホ)から直接URLを生成

Skypeアカウント登録なしで会議URLを作成・招待する方法

Skypeアカウント登録がなくても、会議URLを作成・招待することができます。たったの6ステップで通話できますよ。

画像はSkypeのスマホ版のものですが、PC版やブラウザでも操作はほぼ同じです。

スカイプアカウント登録なしに、会議URLを作成・招待
  1. Skype Meet Nowの公式サイトにアクセス
  2. ビデオ会議に名前をつけ「無料の会議の作成」のボタンを押す
  3. 表示されたビデオ会議のURLを、参加者に共有/知らせる
  4. 「通話を開始」ボタンを押し、利用するアカウントを選択
  5. ゲストアカウントの名前を入力、「会話に参加」ボタンを押す
  6. 「通話を開始」を押すと、ビデオ会議が開始



わかりやすく画像を使ってひとつずつみていきます。



手順1.Skypeの公式サイトにブラウザを利用してアクセス

手順2.ビデオ会議に名前をつけ「無料の会議の作成」のボタンを押す

「トピック」という欄にはデフォルトで「会議」と入力されています。作成するビデオ会議の名称として表示されますので、わかりやすい名前に変えておくとよいでしょう。

後からいつでも変更できますので、そのままでも大丈夫です。


手順3.生成されたビデオ会議のURLを、参加者に共有/知らせる

「招待を共有」をクリックすると、以下の3つを選択することができます。

  • リンクのコピー
  • Outlook メール
  • Gmail

LINEやFacebookなどにURLを送る際には「リンクのコピー」を行いましょう。

手順4.「通話を開始」を押し、利用するアカウントを選択

「通話を開始」をクリック後、Skypeアプリをインストール済のスマホでは、自動的にSkypeアプリが起動します。

Skypeアカウントがない場合は、「ゲストとして参加」を選択します。

Skypeアカウントを持っていても、今回は利用しないという場合は同じように「ゲストとして参加」を選択します。



PCで「Skypeを開きますか?」と表示された場合は、Skypeを許可します。

Skypeアカウントを利用しない場合は、「ゲストとして参加」をクリックします。


手順5.ゲストアカウントの名前を入力し、「会話に参加」を押す

Skypeアカウントを利用しない場合に使う「ゲストアカウント」の名前を入力します。この名前が、ビデオ会議での表示名となります。

「会話に参加」を押した時点では、まだビデオ通話は開始されません。


手順6.「通話を開始」を押すと、ビデオ会議が開始される

手順5の「会話に参加」を押した後はチャット画面になりますが、この時点では通話は始まりません。

右上の「通話を開始」を押すと、ビデオ通話が始まります。

チャット画面では同じURLの会議に参加しているメンバーを確認したり、通話していなくてもチャットで連絡をとることもできます。



ビデオ通話サービスとして有名かつ歴史も長いSkype(スカイプ)とあって、通話中のメニューや操作はぱっと見るだけでわかりやすいものになっています

ファイル送信や画面共有といった機能の他、ビデオ通話を録画したり、スクリーンショットを撮る機能もあります。

録画やスクショを撮ると会議の参加メンバーに通知され、録画やスクショのデータはチャット画面に自動的に投稿されます。

投票機能や音楽ストリーミングアプリのSpotify(スポティファイ)を利用しながら通話する機能も。

PCアプリであれば背景をぼかす機能を利用できるうえに、Snap Camera(スナップカメラ)をインストールして背景やアバター加工もできますよ。

多機能な上に時間制限はなく、すべて無料で利用できるのがSkype Meet Nowのうれしいポイントですね。

Skypeアカウント・アプリで会議URLを作成する方法

Skypeならアカウントもアプリも持っているという人もいますよね。

すでにSkypeにログインしているなら、もっと簡単にSkype Meet Now(スカイプミートナウ)の「今すぐ会議」を使うことができます。

Skypeアカウント・アプリで会議URLを作成・招待する方法
  1. Skypeアプリの通話タブで「会議」アイコンを押す
  2. 「招待を共有」から、共有する方法を選択
  3. 「通話を開始」ボタンを押す

通話まで3ステップで完了するので、簡単ですよ。

手順1.Skypeアプリの通話タブで「会議」アイコンをクリック/タップ

これだけで新しく会議が作成されます。カメラとマイクも起動しますが、相手にはつながっていません。

スマホ版アプリだとアイコンだけですが、PC版アプリなら「会議」と書かれているのでわかりやすいです。

手順2.「招待を共有」をタップ /クリックし、共有する方法を選択


手順3.招待URLを共有後、「通話を開始」をタップ/クリック

カメラを使いたくない場合は、一番下のアイコンでオンオフやマイクミュートができます。

カメラをオフにした後に「通話を開始」すれば、映ることはないので安心ですね。


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Skypeの「今すぐ会議」の注意点は?URLは使い回し?

会議URLはその都度新しく作成され、使い回しではない

Skype Meet Nowの「今すぐ会議」のURLは、その都度新しいものが作成されます。アカウントと紐付けられたり、使い回しされるわけではありません。

アカウントがあってもなくても、誰でもいくつでも作成することができますよ。

アプリから「会議」を作成する場合は、手順が少なく簡単な反面、会議の名称がすべてデフォルトの「会議」で作成されます。

数が増えるとわかりづらいので、会議名称は早めに変更するのがよいでしょう。

スマホではアプリのダウンロードが必要

アプリがインストールされていない場合は、ブラウザからWeb版Skypeを利用できるとされています。

しかしWeb版スカイプ(Skype for Web)の要件が、

  • Microsoft Edgeまたは最新のGoogleChrome のみ対応
  • 携帯電話やタブレットは対応していない

のため、スマホやタブレットではWeb版を使えません。

招待URLをクリック/タップしていけば、Skypeアプリのダウンロードページを案内されますが、事前にダウンロードしておくとスムーズでしょう。

Skype
開発元:Skype Communications S.a.r.l
無料
posted withアプリーチ

Web版スカイプは、指定のブラウザが必要

前述のようにWeb版Skypeは、Microsoft Edgeまたは最新バージョンのGoogleChromeが必要です。

なおWindows7や8でWeb版Skypeにサインインすることはできますが、一部機能の制限があります。

Skypeの「会議」URLの有効期限はない

一度作成したSkype Meet Nowの「会議」URLに、有効期限はありません。いつでもアクセスすることができます。

通話していない状態でも、チャットルームや会議のメニューから、招待URLリンクをコピーしたり共有することができます。

ゲストアカウントの有効期限は24時間

Skypeアカウントを使わず、ゲストアカウントで参加した場合、そのゲストアカウントには24時間の有効期限があります

24時間経過後は、会議から自動的に削除されます。招待URLにアクセスして新しいゲストアカウントを作成、参加することはできます。

同じメンバーで何度も使用するのであれば、やはりSkypeアカウントを作っておく方が便利に使えるでしょう。

ゲスト参加できない時は事前にサインアウト

Skypeアカウントをすでに持っているけれど、今回の会議だけは使いたくない。

そんなときは「ゲストアカウント」を利用することで、Skypeアカウントを使わずに会議ができるので便利に使えます。

ゲストとして利用したい場合は、事前にサインアウトしておきましょう。



Skypeアカウントにサインインした状態で、招待URLから通話を開始すると、「ゲストとして参加」という選択肢が出てきません。

Skypeアカウントを利用することで手順が減り便利なのですが、ゲストアカウントを使いたい場合は、事前のログアウトを忘れないようにしましょう。

なおゲストアカウントでSkypeアプリを利用している間は、他のSkypeアカウントで使うことはできません。

途中でアカウントを切り替えることはできないので、注意しましょう。

PC版ではSkypeではなくMicrosoftアカウントの作成に?

今後もSkypeを使うのであれば、Skypeアカウントを事前に作っておくのがオススメです。

招待URLにPCからアクセスした時点でSkypeアカウントを持っていない場合、基本的にSkypeのゲストアカウントを利用することになります。

PC版では、「ゲストとして参加」ボタンの下に「サインインまたは作成」というボタンがあります。

ここからは「Microsoftアカウント」の作成またはログインを求められてしまいます。



スマホでは同じ手順の画面でも、「SkypeアカウントまたはMicrosoftアカウント」となっています。とはいえアカウントを作るのには多少時間もかかります。

スマホでもPCでも、今後もSkypeアカウントを使いたいと考えている場合は、事前にSkypeアカウントを作成した上で招待URLにアクセスするほうがスムーズでしょう。

録画などの通話記録の保存期間は最大30日間

Skype(スカイプ)は通話を録画したり、スクリーンショットを撮る機能が最初からあります。

この機能を利用した録画やスクショのデータは、Skypeのクラウド上に保存され、チャット画面からアクセスすることができます。

最大30日間はSkype側でデータが保管されていますので、必要に応じてダウンロードしましょう。

Skype「会議」はURLアクセスだけで簡単・無料で使える

仕事上もプライベートでも、オンライン会議やビデオ通話サービス/アプリは欠かせないものになりつつありますね。

たくさんのサービスがありますが、Skypeはビデオ通話サービスの老舗といっていいでしょう。

普段はオンライン会議はもちろんパソコンは苦手という人の間でも、Skypeの名前は聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。

Microsoft社のサービスで知名度も高いSkype(スカイプ)は、PCやスマホに詳しくない人でも取っつきやすいといえます。

誘う側、誘われる側の両方にとって、検討しやすいサービス/アプリといえるでしょう。

URLだけでアクセスできる「会議」機能の追加で、ますます便利になったSkype(スカイプ)、試してみてはいかがでしょうか。


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