業務スーパーのジップロック(フリーザーバッグ)の耐熱温度と値段は?

安くて大容量、オリジナル商品も魅力的な「業務スーパー」。冷凍食品が特にコスパが高いと人気ですよね。

冷凍食品はもちろん、まとめ買いした食料品の冷凍に欠かせないのが、いわゆる「ジップロック」、つまりフリーザーバッグ。

ジップロックをはじめ、フリーザーバッグは冷凍保存するだけでなく、湯せんや電子レンジでも使いたい時ってありますよね。

業務スーパーで売っている「ジップロック」の値段や耐熱温度は何度なのか、本家ジップロックやニトリのフリーザーバッグと比較してみました。

この記事のまとめ
  • 業務スーパーのジップロック=フリーザーバッグの耐冷温度は-20℃だが、耐熱温度の記載はない
  • 他社製品と比較すると、業務スーパーのジップロック=フリーザーバッグの耐熱温度は80~100℃と考えられる


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業務スーパーのジップロック=フリーザーバッグの値段は?

「ジップロック」「Ziploc」という名称は、旭化成ホームプロダクツの登録商標で、他社は「ジップロック」という名前は使えないんですね。

そのため他社製の冷凍保存用プラスチックバッグは、「ジップロック」という名前ではなく、「フリーザーバッグ」として販売されています。



業務スーパーのジップロック、つまりフリーザーバッグの値段とサイズは以下の通りです。

業務スーパーのジップロック=「フリーザーバッグ」の値段と枚数、サイズ

中サイズ:97円(税抜) 25枚入 1枚あたり約4円
縦(ジッパー部より下)200mm×横180mm、厚さ0.065mm

大サイズ:135円(税抜) 20枚入 1枚あたり約7円
縦(ジッパー部より下)280mm×横260mm、暑さ0.065mm



中サイズならワンコイン、100均より安いですね!この1番よく使用するであろう中サイズは、1枚あたり約4円。大サイズも約7円とコスパが高い!

デザインは非常にシンプルです。ジッパー部分はひとつしかなく、ダブルジッパーではありません。

ダブルジッパーじゃなくてもいいシーンって意外と多いので、この安さなら気軽に使えますね。

業務スーパーのジップロックの耐熱温度・耐冷温度

耐熱温度、耐冷温度はというと、

業務スーパーのジップロック=フリーザーバッグの耐熱温度

耐熱温度:記載なし(ですが、おそらく80℃~100℃)

耐冷温度:-20℃



家庭用の一般的な冷凍庫の温度は、国が定めた標準規格であるJIS規格によって-18℃となっています。耐冷温度が-20℃なので、家庭用冷凍庫では十分使えますね。

そして耐熱温度ですが、実は記載がないんです。

それじゃ湯せんや電子レンジで使えるのか不安でわからないですよね。

でも業務スーパーのジップロック=フリーザーバッグの耐熱温度は、80~100℃程度と考えられます!

実際のパッケージ記載された仕様の箇所は、こんなかんじです。



パッケージの別の面には使用例として、「電子レンジ解凍に」OKであることが書かれています。

あくまでも電子レンジでの「解凍」であって、「加熱」は使用してはいけないとなっています。

この電子レンジ解凍がOKである、ということから少なくとも耐熱温度は80~100℃といえるんです。


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業務スーパーのジップロックの耐熱温度は何度なのか考察

なぜ業務スーパーのジップロック=フリーザーバッグの耐熱温度が、80~100℃と考えられるのか?

その理由は類似商品との比較です。電子レンジ解凍OKと記載されている他社商品で、耐熱温度が書かれているものと比べてみました。

フリーザーバッグって冷凍保存することが目的なので、耐冷温度は書かれていても、耐熱温度が書いてある商品って少ないんです。

が、耐熱温度がわかるジップロック、つまりフリーザーバッグを2商品見つけましたので、比較してみたいと思います。

比較した商品は、以下の2つ。

  • 旭化成ホームプロダクツ「ジップロック」フリーザーバッグ
  • ニトリ フリーザーバッグ

結論をいってしまうと、ニトリのフリーザーバッグが耐熱温度80℃、旭化成ジップロックフリーザーバッグの耐熱温度が100℃。

いずれも冷凍保存から電子レンジ解凍までOKで、電子レンジ加熱は不可となっている商品です。この点は業務スーパーのフリーザーバッグも同じです。

そのため、業務スーパーのフリーザーバッグは少なくとも耐熱温度80~100℃と考えられるのです。

旭化成の本家「ジップロック」フリーザーバッグの耐熱温度

具体的に耐熱温度、耐冷温度などの仕様を確認してみましょう。

旭化成「ジップロック」フリーザーバッグの耐熱温度
  • 耐熱温度は100℃
  • 冷凍から電子レンジ解凍までOK
  • 電子レンジ「加熱」は不可



まずは本家、旭化成の「ジップロック」の「フリーザーバッグ」。青いパッケージを知らない人はいないんじゃないでしょうか。仕様は以下の通り。

旭化成「ジップロック」フリーザーバッグ

Sサイズ:縦127mm 横177mm 厚さ0.06mm

Mサイズ:縦189mm 横177mm 厚さ0.06mm

Lサイズ:縦273mm 横268mm 厚さ0.06mm

耐冷温度:-70℃

耐熱温度:100℃




値段は時期や容量によって差があります。例えば最も利用シーンが多いMサイズが、90枚入の大容量パックで1,000円程度。1枚あたり約11円ですね。



ダイソーなど100均でも、少量パックが販売されているので買えます。Mサイズ7枚入で、100円(税抜)なので、1枚約14円です。

100均だとついぱっと安い気がしてカゴに入れてしまうんですが、よく計算するとめっちゃ高いですね(泣)。



本家ジップロックは、材質がポリエチレンで耐熱温度が100℃となっています。また取扱い上の注意として、以下のような記載があります。

オーブン、グリル、オーブントースター、直火、鍋などでの煮沸には使用しないでください。

電子レンジ加熱には使用しないでください。

電子レンジで解凍の際は、ジッパーの一部を開けて解凍してください。油分の多い食品(カレーやシチューなど)は耐熱温度を超えることがありますので、電子レンジでは解凍しないでください。自然解凍や流水解凍をおすすめします。

ジップロック公式サイト



ジップロックフリーザーバッグのパッケージにも「冷凍からレンジ解凍まで」OKと書かれています。

耐熱温度が100℃といっても、電子レンジでの加熱や直火、鍋に火をかけた状態での湯せんはダメということですね。

100℃でも電子レンジでの「解凍」まで、というのは正直ちょっと意外なかんじですよね。

湯せんも、鍋に火をかけた状態だと鍋肌が100℃以上になっている可能性があり、避けるべきとされています。

つい弱火のまま湯せんしたりしてましたが、ダメなんですね。溶けちゃった!ということはありませんが、溶けてしまってからでは遅いので注意したいですね。

ニトリ フリーザーバッグの耐熱温度

ニトリ フリーザーバッグの耐熱温度
  • 耐熱温度は80℃
  • 冷凍保存から電子レンジ解凍までOK
  • 電子レンジ「加熱」は不可



ニトリでもオリジナルのフリーザーバッグが販売されています。シロクマやパイナップル、レモンなど柄がかわいいので、テンションがあがる商品が多いんですよね。

(シーズンによって柄のラインナップは変わるようで、現在はこの写真のペンギン柄の取り扱いはないかもしれません。写真はマチ付きのスライドジッパータイプ)



マチ付きでスライドジッパーになっているもの、ダブルジッパーになっているものなどランナップも多彩です。

気になる仕様はというと、

ニトリ フリーザーバッグ(マチなしダブルジッパータイプ)

Sサイズ:縦(ジッパー部より下)140mm 横160mm

Mサイズ:縦(ジッパー部より下)200mm 横180mm

耐冷温度:-70℃

耐熱温度:80℃



こちらは電子レンジ解凍OKで条件は同じですが、耐熱温度が80℃になっています。耐熱温度80℃でも、電子レンジ解凍できるんですね!

なんとなくもう少し高い温度かと思っていました。耐冷温度は-70℃と、旭化成のジップロックフリーザーバッグと同じです。

ニトリのフリーザーバッグは、Mサイズ40枚入が185円(税抜)、60枚入が272円(税抜)です。Mサイズ1枚あたり約4.6円!

あれっ、意外と安い!!業務スーパーのフリーザーバッグと十分張り合ってます。しかも柄がかわいいし、さらにダブルジッパーですよ。

通販で買うには送料がネックですが、今度ニトリに行ったらぜひまとめ買いしようと思います。

家庭用冷凍庫で使うなら、どれも性能は変わらない

業務スーパーのフリーザーバッグは耐冷温度が-20℃、ジップロックやニトリのフリーザーバッグは耐冷温度-70℃。

しかし家庭用冷凍庫は-18℃と決まっていますから、冷凍についての性能自体は基本的にどれも差はないといえます。

また冷凍保存や電子レンジ解凍、80℃までのお湯で湯せんするなら、どれを使っても差はなさそうです。

しかし湯せんはお湯の温度が高くなることも考えられます。正直、耐熱温度100℃と明記されている旭化成のジップロックフリーザーバッグの方が安心感がありますね。

用途に合わせて使い分けるのがよさそうです。

業務スーパーのジップロックの耐熱温度は80~100℃

業務スーパーのジップロック、つまりフリーザーバッグの耐熱温度は80~100℃と考えられます。

業務スーパーのフリーザーバッグ、旭化成のジップロックフリーザーバッグ、ニトリのフリーザーバッグ、いずれも冷凍保存から電子レンジ解凍までOKとなっています。

なんとなくジップロックは加熱も湯せんもできるイメージでしたが、そうではないんですね。

逆に耐熱温度が80℃でも、電子レンジ解凍OKなのは意外だと思いました。なんとなくもっと高温になるのかな?というイメージでした。

でもよく考えたら、電子レンジ解凍する時にお肉に火が通ってしまったら、調理するときに困りますよね・・・。

電子レンジで、冷凍したお肉を解凍したら一部だけ、色が変わって火が通ってしまったっていう経験って誰しもあるのではないでしょうか。

お肉の色は50℃~60℃くらいでも変わるので、やっぱり耐熱温度は80℃もあれば電子レンジ解凍には十分だということなんですね。

業務スーパーのフリーザーバッグは、ジッパー部分がダブルジッパーではなく、ひとつしかないので液体を入れるのには少し心配な面もあります。

でもフリーザーバッグって、ちょっと余った野菜を冷凍したり、ラップに小分けしたもの、離乳食など、細々したものにも使いますよね。

ダブルジッパーじゃなくても問題ないシーンはたくさんあります。

本家ジップロックは高くて使い捨てしづらい、と思っている方でも、業務スーパーのフリーザーバッグなら約3分の1の値段!

気軽に使えるので、使い捨てしても罪悪感が少ないのがメリットといえます。

利用シーンに合わせて使い分けするとお財布にもやさしいですね。


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