ルイボスティーやハーブティーは美容や健康にいいといわれています。ノンカフェインで水分補給にもぴったりなので、水筒に入れておきたいですね。
でも水筒にティーバッグを入れっぱなしでもいいのか疑問に思っていませんか?
せっかく健康、美容を気づかってルイボスティーなどを飲むのだから、おいしく安全に飲みたいですよね。
実は水筒にティーバッグを入れたままでも注意点を守っていれば、基本的に問題ありません。
実際にたくさんの人がマイボトルにティーバッグを入れたままお茶を飲んでいますし、私も同じようにしています。
さらに水筒に入れたまま飲める、マイボトル専用の商品もあります。
この記事では、水筒にティーバッグを入れたままにしたらどうなるのか、入れっぱなしにする場合の注意点をまとめました。
あわせて、実は水出しが一番雑菌が繁殖しにくいという驚きの話も!
好きな飲み物を衛生的に持ち運ぶことで、健康にいいお茶をもっと活かせるようになりますよ。
水筒にティーバッグを入れっぱなしにしたら味はどうなる?ネット上の声も
水筒にティーバッグを入れっぱなしにしたら、味や衛生面は大丈夫なのでしょうか。
味はやはりティーバッグを入れっぱなしだと、少し濃いめになってしまいます。
ですが、ルイボスティーやハーブティーは渋みがほとんどなく、入れっぱなしにしていても気にならない程度ですよ。
実際にネット上でも入れっぱなしにしている人が多いようです。
ティーバッグを入れっぱなしにしておくと苦くなるから水筒には使わないし職場にも置いてないんだけど、ルイボスは入れっぱなしで平気だから助かる。
— 未花 月葉 (@387tsukiha_) June 5, 2019
ルイボスティーは水筒に茶葉入れっぱなしでも渋くなったり苦くなったりしないから、ズボラするにはいい!
— リンゴほっぺ (@bon223hy) May 24, 2019
冷蔵庫にお茶作り忘れてても、水と氷と茶葉を水筒に入れたら2時間後に飲めるし、カフェインレス
500ml用のティーバッグ便利
Lipton好きなのにマイボトル用の入れっぱなしでもずっとおいしい!ティーバッグを知らなかった。。。 pic.twitter.com/IEmiBZKNgy
— Masaki (@masaki_sansaku) April 4, 2020
私もルイボスティーやハーブティーのティーバッグは、ついつい入れっぱなしです。
味が濃いめになったものも、それはそれでおいしいような気がしちゃうんですよね。あとティーバッグを出すのがつい面倒だったり、もったいないと思ってしまいます。
そんなずぼらさんには、やっぱりマイボトル専用のティーバッグがよさそうです(;’∀’)
味自体は好みの問題はあるものの、気にならない程度の変化。とはいえ、商品ごとに指定された時間が過ぎたら、ティーバッグを出すに越したことはないみたいです。
味や風味が気になるなら、面倒がらずにさっと取り出しちゃいましょう!
水筒にティーバッグ入れっぱなしは危険?衛生面の注意点3つ
ルイボスティーやハーブティーは美容や健康にいいといわれています。せっかく気をつかって飲むのに、おなかをこわしたりしたら嫌ですよね。
でも注意点を守っていれば、あまり心配しすぎることはありません。
水筒にティーバッグを入れっぱなしで飲む場合の注意点は3つです。
これはティーバッグを入れた飲み物だけでなく、コーヒーや麦茶など他の飲み物でも同じですよ。
その理由は、雑菌です。雑菌が繁殖すると食中毒や腐敗のリスクが高くなってしまいます。
マイボトルで一番よく使うのって、直接飲めるタイプですよね。水筒に直接口をつけるので、口の中の菌が水筒の飲み物に入ってしまいます。
こればかりはどうしようもないので、まったく無菌というのは当然無理。とすると雑菌を増やさないことを考えることが必要になりますね。
細菌の増殖は水分と栄養分、温度がポイントになります。水筒は飲み物を入れているので、水分と栄養分は必ずあります。
ティーバッグを入れっぱなしにしている場合は、ティーバッグの茶葉が雑菌の栄養分にもなります。となると、ポイントは温度です。
細菌にはそれぞれ繁殖しやすい温度(至適温度)があり、一般的に30~40℃に繁殖しやすい細菌が多いのだそう。
逆に10℃以下、60℃以上ではほとんど繁殖しないそうです。(もちろん例外はあります)
保温・保冷ができる水筒を利用することで、雑菌の繁殖を抑えることができるんですね。中途半端な温度が一番よくないってことなんですね~。
口をつけて飲んだら、だいたい8~9時間くらいで飲み切るのが安心なようです。
例えば職場に水筒を持って行って9時に飲み始めたら、17時から18時くらいに飲み切るイメージですね。
そう考えると、500mlくらいならあまり心配しすぎなくても飲み切れそうですね。
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水筒にティーバッグ入れたまま洗い忘れた水筒はヤバい!
飲み物が入っている間は、いかに雑菌の繁殖を抑えるかがポイントでした。
でもそもそも水筒に飲み物を入れる前から、雑菌がついたままだったらどうでしょうか。
水筒って使い続けていると、茶渋がついたり、ぬめりが出てくることがありますよね。
茶渋自体は害にはならないですが、放置していると雑菌が繁殖する原因にもなるのだそう。
そしてぬめりはそれ自体が細菌のかたまりなのだとか・・・!そう聞くと、すぐにでも洗いたくなっちゃいますね。
ツイッターでは、水筒にティーバッグを入れっぱなしにしたまま洗うのを忘れた人の声が・・・。
先週くらいから自分の部屋がめっちゃ臭くて臭いの元探したらずっと洗ってなかったティーバッグ入れっぱなしの水筒だったんだが開けたら熱くもないのに玉手箱みたいな湯気出てきて怖かった
— 絵🦖 ⋆͛ (@hello_lunatic) March 15, 2020
・・・め、めっちゃこわい。くさいだけでも嫌ですが、ティーバッグを入れっぱなしの水筒を開けたら湯気が出てきたって、何が起こっていたんでしょうか?!
こんな話をきくと、絶対洗っておかないと!と反面教師になっちゃいます。
雑菌の繁殖をいくら抑えても、もともとの雑菌が多ければ少し増えただけでも傷んでしまうことになってしまいます。
そこで大事なのが、注意点3つめの「水筒を洗って殺菌すること」なんですね。この時のポイントは、
なるべく早く洗うことで雑菌が増えることを抑えられます。ぬめりや茶渋もつきにくくできますよ。
なんと、水ですすいでおくだけでも違うんだそうです。飲み物がなくなって、雑菌の栄養分が減るからでしょうか。
水ですすぐだけなら、飲み終わった後にさっとできそうですね!
たかが茶渋、たかがぬめりというわけではないんですね。ルイボスティーでもやはり茶渋やぬめりがついてしまいます。
茶渋は食器用洗剤だけではとれませんし、ぬめりは口をつける部分やパッキンなどに出やすいですね。
水筒のボトルだけでなく、口をつける部分やゴムパッキンなども洗剤で洗うだけでなく、殺菌するようにしましょう。
ちなみにある論文で水筒の洗い方と、殺菌・消毒するかどうか、する場合の方法についてアンケートした結果がありました。
洗う時に、水ですすぐだけという人もいるんですね~(゚д゚)!
あと殺菌・消毒ってしてますか?私はついさぼりがちです。しない人が半分以上ということに安心するような心配するような、複雑な気持ちです・・・。
でも一般的に害はないといわれる茶渋であっても雑菌が増えるもとになると聞くと、やっぱり洗剤で洗うだけでなく除菌もしないとと思います。
茶渋やぬめりになってしまう前のタイミングで除菌しておくとよさそうですね。となると3~4日に1回くらいはつけおき洗いなどしたほうがいいのかもしれません。
せっかく健康にいいルイボスティーやハーブティーを飲むなら、衛生的においしく飲みたいですよね。
除菌は手間なようですが、安心するためにもぜひ日々の家事のひとつとしてルーチン化して取り入れたいですね。
水筒の雑菌を増やさないお茶の入れ方は水出し?!
水筒の雑菌を増やさない、ついた汚れをすぐに洗うことで、ティーバッグ入れっぱなしのお茶でも特に心配せずに飲めます。
さらにお茶の入れ方でも、なるべく雑菌を増やさない方法があります。
夏に向けて冷たい飲み物をマイボトルに入れる場合を考えていきましょう。アイスの飲み物を作る方法は、こんなかんじでしょうか。
- 煮出したものを冷やす
- ティーバッグを入れてお湯を注いで作ったものを冷やす
- 水出しする
実は、アイスの飲み物を作って水筒に入れる場合、一番雑菌を増やさない入れ方は「水道水による水出し」です。
その理由は2つあります。
冷たいお茶を作るときは、煮出したり、ティーバッグを入れた容器に熱湯を注いで作ったものを、粗熱をとってから冷蔵庫に入れて冷やすのが多いでしょう。
雑菌が増える条件のうち、温度は30~40℃が一番繁殖しやすいって話、ありましたよね。
どうしても熱い状態から冷まそうとすると、この雑菌が繁殖しやすい温度になるタイミングがあります。
しかも沸かした水道水は塩素が消えて殺菌効果がなくなり、ミネラルウォーターや浄水と同じ条件になるんだそう。
水道水は沸かしたほうが清潔なのだと思っていましたが、塩素が消えて殺菌効果はなくなってしまうとは考えてもみませんでした。 意外な話に驚き。
もちろん赤ちゃんのミルクに使うときやすぐ飲むときなど、お湯を沸かすほうがいいときもあると思います。ケースバイケースってことなんですね。
あくまでも、水筒にティーバッグ入れっぱなしで持っていく場合は、水道水による水出しが、殺菌効果もあって雑菌が繁殖しづらいということです。
マイボトル専用の商品なら、ティーバッグ入れっぱなしOKで、水出しもできるのでぴったりですね!
いくつかのメーカーからマイボトルに入れっぱなしにできる専用の商品が販売されているので、目移りしそう。
渋くならないように調整されているのもうれしいですね。
マイボトル用ティーバッグ!優秀だ!入れっぱなしでも渋くならない!こんなの待ってた!
— Nana Inaba (@baaa3n05) February 7, 2020
ちなみに水筒に限らず、作り置きのお茶を作る際に一番雑菌を増やさず長持ちする方法は、・保存する容器ごと加熱し、急冷させることです。
イメージはやかんでお茶を煮出しし、やかんごと一気に冷やす方法です。
逆に1番傷みやすいのは、・煮出したお茶を常温で冷ましたものだそうです。
水道水から塩素がなくなって殺菌効果がなく、常温で冷ます=つまり雑菌が繁殖しやすい30~40℃付近の温度に長時間おかれるから、ですね。
その時の状況や好みに合わせて、水出しや煮出しを使い分けるとよさそうです。
マイボトルに入れたお茶で衛生的に、おいしく水分補給!
水筒にティーバッグ入れっぱなしでも、注意点を守っていれば基本的に心配はいらないということをお伝えしてきました。
使ったらすぐ洗う、清潔な水筒に飲み物を入れる、低温または高温を維持する、なるべく早く飲み切る、こうしてあげてみると基本的なことしかないんですね。
逆に当たり前と思っていることを、実は普段当たり前にできていないかを思い知らされます。。
夏は汗をかきますし、熱中症予防にも水分補給が大事。ルイボスティーやハーブティーはノンカフェインで美容や健康にもいいらしいとなると、ぜひ持ち歩きたいところ。
衛生的に飲める工夫をしていきたいですね!
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